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自己表現と音楽の関係性を考えてみた。

突然ですが、、「音楽を使った」ことありますか?
「聴く」ではなく「使った」です。

私は音楽には聴く以外にも沢山用途があると思っていて
使われる音楽・奏でられる音楽・作られる音楽など色々あると思っています。
その中でも、音楽が「使われる」事が世の中では増えてきているなと。
例えば、医療で音楽による治療が発展したり、ドラマや映画でも演出で使われる曲が重要視されてきたり、結婚式のBGMなんかもそうですよね。

そこで最近、「音楽を自己表現に使う」という視点で気づいたことがあったので記事を書いてみます🖊

「音楽」は自分の趣味嗜好をアピールする手段に使われている

初対面の人と仲良くなる会話のきっかけや、 SNSのプロフィールに好きな音楽やアーティストを書くことってありませんか。
わたし、これ、気づかないうちに結構やってる。笑

割と当たり前に行っているこの行動。
なんでだろ?って考えてみたら、
好きな音楽って自分の趣味嗜好を分かりやすく伝えたり、共感してもらうための最適な手段だからなんだろうなって思ったんです。

○○ってアーティストが好き、ジャンルは△△が特に好き。
軽音サークルに入ってて、ギターもやってます。
趣味はライブやフェスに行くこと!

そう聞くとなんとなくその人のキャラクター、想像できません?

こんな風に、みんなが聴く音楽に対してなんとなく共通認識を持っているから、自分の趣味嗜好をアピールするために音楽を使う人が一定数いるんだと思う。

いつの時代も「音楽で自分を表現する行動」はあった

そもそも音楽で自分の趣味嗜好を表現する行動って、今に始まったことではなく実はずっと続いているんです。

たとえば、、

Instagramのストーリーのミュージックスタンプ

最近の例だとこれかな?
ストーリーは仲良しの友達向けに公開してる人が多いと思っていて、自分の「好き」を共有する手段としてミュージックスタンプを使っている気がする!

SNSのプロフィールに好きなアーティストやよく聴く音楽を書く

私が中学生だった頃はmixiや前略プロフだったけど、今だとTwitterとか。
音楽好きな子や音楽の趣味アカだと、必ずと言っていいほどプロフィールに好きな音楽について書いてますよね。

部活でバンドTを着る、ラババンをスクールバッグに付ける
ディスクユニオンのレコードバックやタワレコのショッパーを持ってる

これも自分の好きなバンドや音楽ジャンルをさりげなく周囲にアピールする行動だったなーと思って。 サブカル好きっていう自分の立ち位置を、音楽で表現してたんじゃないかなと。

好きなアーティストの「着うた」を設定する

人気のアーティストが新曲をリリースすれば、早々にダウンロードして着信音に設定してた!って人も多いんじゃないかな?

当時、「着うた」が大流行した理由は、携帯電話の普及や音楽を着信音にすることが「新しさ」というのは大前提として。
私なりの考察は自分の趣味嗜好をアピールする手段として受け入れられたからでは?と思うのです。

着うたって改めてどんなサービスだった?

ちょっとここで「着うた」を知らない方にご説明。
このnoteを読んでくれているアナタは「着うた」現役世代ですか?
レコチョクは2002年から「着うた」のサービスを開始していて、ガラケー向けは2016年まで提供していたのですが、私は全盛期を知らない世代。。
なので、これを機に少し調べてみました◎

■「着うた」とは?
2002年12月3日にauでサービスを開始。 CD音源を着信音に使えるデータとして配信・販売したサービス。 初期は45秒に楽曲を切り取って配信。
価格は100~200円程。 後に、楽曲をフルサイズで配信する「着うたフル」のサービスを開始。

ざっくり言うとこんなサービス👆

2009年(平成21年)頃が「着うた」全盛期と言われていて、売上規模はなんと1,000億円を超えていたらしい・・・!
みんなの「当たり前」として利用されていたんですね。

この頃から、ダウンロードの音楽販売やサブスクモデルの音楽配信サービスも始まっていたけど、「着うた」「着うたフル」を中心としたモバイル利用が有料音楽配信サービス市場の90%を占めていたんだって・・・!すごい。

参考:
[総務省情報流通振興課]
モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果(平成24年)
[一般社団法人 日本レコード協会]
日本のレコード産業 2010  

インターネットの進化で拡大した「音楽の使われ方」

ちなみに、2000年代はインターネットが急速に普及した時代でもありました。

インターネットが当たり前じゃなかった時代って、コミュニケーションの基本は対面だったと思っていて。もちろん電話はあったけど、今より対面の重要度が高かったみたい。(※親調べ。笑)
だからその時代って、誰かと一緒に音楽を聴く機会が今より多かったと思うんですよね。

ドライブ中に好きな音楽を流したり、家族で歌番組を楽しんだり、おススメのミックステープやMDを作って友達にプレゼントしたり…

そして現代。一人一台スマホが当たり前になり
電話する機会も減ったし、LINEやTwitterみたいに文字でのコミュニケーションが格段に増えました。
そして何よりも、知らない人と文字のやり取り1つで気軽に接点を持てる時代になったことが大きい・・・!

知らない誰かと接点を持つために、自分のコミュニティを広げるために、相手に自分という存在をわかってもらうために。
SNS上で自分の趣味嗜好を他人に伝える手段の一つとして、音楽の使われ方がより広がったんだと思います。
音楽を伝えるという行動も、前までは自分の周りの人とのみ対面で共有することが多かった中、今はSNS上で自分の周りに限らず言うなれば全世界に向けて、文字情報で共有するみたいな形に変化していった。

自己表現として音楽を伝える事が、誰かが音楽を聴くきっかけになるとしたら、ニッチな音楽が知られる機会もその分増えてきてると言えるんじゃないでしょうか。アーティストさんにとっても知ってもらえる機会が昔より増えたんじゃないかな。

と、このように時代の変化に合わせて音楽の使われ方は変わってきたけど、音楽で自分を表現する行動は文化としていつの時代も変わらずにあるなあとも思うのです👍
ということは、きっと。
これからの未来にも変わらず続いていくんだろうなあと。


レコチョクは2021年7月3日で創業20周年を迎えました。
「着うた」から始まったレコチョクも、時代の流れやニーズに合わせたサービスを考えてきたし、これからも考え続けていきます。

そんなレコチョクの20年をまとめたページが公開されているので、もしよかったらご覧ください。(突然の宣伝。笑)

世の中にもっと沢山の良い音楽を広めていきたいし、真剣に音楽と向き合いたい。そのために少しでも面白い発想や気づき、考えを「文字」で発信していきたいです◎
と・・・20周年の節目に再認識したゆるりでした。

20周年を迎えたレコチョクを、これからもよろしくお願いします◎

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レコチョクnote編集部のゆるりです。 「音楽×○○」でこんなのあったらなというアイデア、生活の中で気になった事、音楽ビジネスの基礎知識なども発信していきます! 音楽ビジネスのご相談は▶https://bit.ly/3wKRcBB